なぜ「物語(ストーリー)」が必要なのか?

こんにちは!

駆け出しストーリープランナーのマイキーです!

最初このブログを書き始めた時に、「なんで物語なの?」という疑問について

 市況やまわりの環境に流されない、会社や組織を支えてくれる何かがあったら、、、
 ⇒ それが「物語(ストーリー)」じゃないか?

という、かなり飛躍したことを言ってた事にさっき気が付いた。自分で書いておきながら、全然意味わかんない、、、(汗)。

そこで、もう少し順番を追って頭の中を整理してみることに。


■なぜ「物語(ストーリー)」が必要なのか?



「近年、モノやサービスが至る所に溢れている」


と、こんな事が良く言われる。

実際、「欲しい」と思えば真夜中にでも温かいお弁当を食べる事ができるし、身近で手に入らない物でもインターネットを使えば大抵のものが数日中に手に入る。もし購入に必要なお金が十分手元になかったとしても、分割で支払ったり、借りたりすれば、後で支払うことだって出来てしまう。

あぁ、便利な世の中だなぁ、、、

でも一方で、「欲しい」モノやサービスに対して類似するたくさんの選択肢があると、どれを選んだら良いのかわからなくなる。 価格? 性能? 見た目? ブランド? 売ってる店が違えば価格も違う、同じ性能でも見た目が違う、ブランドが同じでも性能が違う、、、


「あぁ、どれを選んだらいんだろう? 自分が本当に欲しい物はどれなんだろう?」


そんな悩みを持ってる人が少しずつ増えてるんじゃないだろうか?

そして、そんな悩みを持っている人々が、「よかった!これにしよう!」と喜んで目的の商品・サービスを手に入れてもらうためにはどうしたらいいんだろう?

こんなことを考えていた時に、その商品・サービスを入手することで得られる体験を、入手する前に疑似体験してもらうことができれば、目的の商品・サービスを喜んで購入してもらえるんじゃないかなと。

そして、その疑似体験が「物語(ストーリー)」になったって感じ。


■「物語(ストーリー)」が求められる対象って誰?


「それじゃ、物語が必要なのって一般生活者に向けての商品・サービスを提供する時だけなの?」

と、そんな疑問がすぐに頭に浮かんだ。「物語(ストーリー)」が持っている価値って他にもあるのか? とりあえず、物語の持っている価値について思いつくままに箇条書きにしてみることに。

・一言で言い表せる「伝えたい事」がある
・最初から最後まで話がつながった「一貫性」がある
・起承転結といった「順番・時間軸」がある
・読み手の気持ちを惹きつける「共感性」がある
・内容をより鮮明に思い出せる「記憶定着力」がある
・子供でも理解できる「親しみやすさ」がある

その他にもあるかもしれないけど、とりあえず思いついたのがこんな感じ。これらの価値をいくつか発揮する事ができるシーンが、一般生活者に向けたもの以外で存在するなら、物語(ストーリー)の持つ魅力を展開することができるかもしれないな。うん。

こんなプロセスで、次に「物語(ストーリー)」が求められる対象者を考えてみた。

a. 企業・組織の将来を考える経営層 (中長期戦略策定支援)
  概要:企業、組織の目指すビジョンを社内外に伝える時に、物語を用いて説明する
  メリット:理解促進、伝達力向上、ロイヤルティアップ など
b. 高い目標を持った個人 (目標達成支援)
  概要:個人の目指す未来に向けて、具体的な達成プロセスを物語を用いて整理する
  メリット:目標とやるべき事の明確化、成功イメージの醸成 など
c. 社員研修をおこなう人事担当 (人材育成支援)
  概要:企業の目指す姿と個人の興味・関心を、物語を用いて結びつける
  メリット:モチベーションアップ、働く意義の発見、ロイヤルティアップ
d. 魅力的なプレゼンをしたいビジネスマン (プレゼンテーション支援)
  概要:社内外プレゼンテーションで物語を用いて分かりやすく伝える
  メリット:わかりやすい、共感を得やすい、記憶に残りやすい

と、こんな感じかな。d.はプレゼンテーションのノウハウ本を探したら既に存在しそう。a.やc.といった方向性が、少し可能性としてありそうな感じかな。なんとなく感覚だけど。


■まとめ


というわけで、まだ上手くまとまってないんだけど、今回再考したことでやっと少し「物語(ストーリー)」の持っているいくつかの価値が、企業、組織、個人の望む未来の実現に役立ちそうって感じが見えてきた。

この次のステップとしては、具体的に「物語(ストーリー)」を用いて企業、組織、個人の望む未来をどのように作っていくかという中身を考えていかなきゃな。


ここが一番難しくて、一番楽しいところだ♪ ウキウキ。


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「物語(ストーリー)」を切り口としたブランディングコンサルティング・デザイン

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